天平13年(741年)聖武天皇の勅願によって、奈良東大寺を頂点として、全国60ヶ所余りの国府所在地に国分寺が建立されました。
このとき讃岐国の国分寺がこの地に置かれたことが国分寺町の町名の由来となっています。昭和30年に端岡村と山内村が合併した際に「国分寺町」と名づけられました。 温暖な気候と豊かな自然に恵まれた古代から政治・経済・文化・宗教の中心として栄えたこの町は、天平ロマンの面影を残す一方で、近年は交通網の発達が著しく、都市近郊の快適なベッドタウンへと変貌しながら、新たな飛躍を遂げようとしています。
面 積 26.25k㎡ 位置と地勢 国分寺町は香川県のほぼ中央に位置し、南北に長い盆状の、面積わずか26平方キロメートルの小さな町です。 周囲は丘陵地に囲まれ、関ノ池をはじめとする大小のため池が多く点在し、水と緑の田園風景が町全域に広がっています。
国 分 寺 町 民 憲 章 昭和60年4月1日制定 一、自然を愛し、伝統を守り育てる文化の町 一、心身を鍛え、明るさみなぎる健全な町 一、共に学びあい、教養を高める教育の町 一、勤労を尊び、活力あふれる豊かな町 一、人権を尊重し、希望に燃える平和な町 円形は、周囲を山で囲まれた円満な平和境を表し、4つの切れ目は、鉄道・道路の出入口となり、この地に文化の流入する昔からの発展の相を意味しています。